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講義名 コンピュータ基礎知識
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 春学期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 水曜日 代表時限 4時限
実務経験の有無
実務経験の内容
対象 商学科
備考 選択

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 三好 善彦専任

★学習到達目標 「ITパスポート試験」におけるテクノロジー系の分野、および「医事コンピュータ技能検定試験」におけるコンピュータ関連知識の分野などのコンピュータに関する基礎知識を修得することを目標とします。
★授業概要 パソコンが身近になり誰もが利用することができるようになり、日本語ワープロや表計算などは仕事のみならず個人でも使いこなしている人も多くなってきています。また、インターネットは常時接続が当たり前になってきて、電子メールやホームページなどの利用がなくてはならなくなっています。さらには、誰もがスマートフォンを利用するようになって、我々を取り巻く環境がインターネット中心に変わってきています。そこで、この授業では普段なにげなく使っているパソコンやインターネットの基礎概念を理解することを目的とし、これらを使いこなすことを目標とします。
★授業計画表
項目内容予習復習
第1回ITってなんだ?コンピュータのハードウェアとソフトウェアについて
WebClassを使ってオンラインテストの実施
リアルタイムで採点して解説
Chapter0「ITってなんだ?」を読み、ハードウェアとソフトウェアについて理解します。パソコンの中身について理解します。
第2回コンピュータの本体コンピュータの5大装置、CPU、メモリ、補助記憶装置についてChapter1-1「コンピュータの5大装置」から1-4「補助記憶装置」までを読み、コンピュータの仕組みについて理解します。中央処理装置や記憶装置について理解します。
第3回コンピュータの周辺機器入力装置、ディスプレイ、プリンタ、入出力インターフェースについてChapter1-5「入力装置」から1-8「入出力インターフェース」までを読み、コンピュータの周辺装置について理解します。周辺装置と入出力インターフェースについて理解します。
第4回デジタルデータのあらわし方デジタルデータ、ビットとバイト、文字の表現、マルチメディアデータの表現についてChapter2「ディジタルデータの表し方」を読み、コンピュータ内部でのデータ表現を理解します。ビットとバイト、補助単位について理解します。
第5回ファイルとディレクトリファイル、ディレクトリ、相対パスと絶対パスについてChapter3「ファイルとディレクトリ」読み、ファイル形式について理解します。ディレクトリ構造と相対パス、絶対パスについて理解します。
第6回OSとアプリケーションOS、アプリケーション、ソフトウェアの分類についてChapter5「OSとアプリケーション」を読み、アプリケーションソフトについて理解します。代表的なオペレーティングシステムについて理解します。
第7回表計算ソフトの基礎行と列とセル、相対参照と絶対参照についてChapter6-1「表は行・列・セルでできている」と6-2「相対参照と絶対参照」を読み、表計算における用語を理解します。表計算における四則演算と相対参照・絶対参照について理解します。
第8回表計算ソフトの応用集計、平均、IFなどの関数についてChapter6-3「関数で、集計したり平均とったり自由自在」と6-4「『もし〇〇なら』と条件分岐するIF関数」を読み、関数について理解します。IF関数の条件式の記述について理解します。
第9回データベースの基礎DBMSと関係データベース、主キーと外部キーについてChapter7-1「DBMSと関係データベース」と7-2「主キーと外部キー」を読み、データベースの種類を理解します。関係データベースの関係演算と主キー・外部キーについて理解します。
第10回データベースの応用論理演算、排他制御、トランザクション管理と障害回復についてChapter7-3「論理演算でデータを抜き出す」から7-5「トランザクション管理と障害回復」までを読み、論理演算について理解します。データベースの排他制御とトランザクションについて理解します。
第11回ネットワークLANとWAN、プロトコルとパケットについてChapter8-1「LANとWAN」と8-2「プロトコルとパケット」を読み、ネットワークの種類と用語について理解します。ネットワークのプロトコルとパケットについて理解します。
第12回TCP/IPネットワークネットワーク構成装置、TCP/IPネットワークについてChapter8-3「ネットワークを構成する装置」からChapter8-5「ネットワーク上のサービス」を読み、ネットワークの構成装置とネットワークを理解します。TCP/IPについて理解します。
第13回インターネットのサービスネットワークサービス、WWW、電子メール、ビックデータと人工知能についてChapter8-6「WWW(World Wide Web)」から8-8「ビックデータと人工知能」までを読み、インターネットのサービスを理解します。WWWと電子メールについて理解します。
第14回コンピュータのセキュリティ情報セキュリティ、ユーザ認証とアクセス管理、コンピュータウィルスの脅威についてChapter9-1「ネットワークに潜む脅威」から9-3「コンピュータウィルスの脅威」までを読み、コンピュータウィルスの種類について理解します。セキュリティマネジメント、ユーザー認証、ソーシャルエンジニアリングについて理解します。
第15回ネットワークのセキュリティネットワークのセキュリティ対策、暗号化技術とディジタル署名についてChapter9-4「ネットワークのセキュリティ対策」と9-5「暗号化技術とディジタル署名」を読み、盗聴・改ざん・なりすましについて理解します。ファイアウォールと暗号化・復号に合について理解します。
★授業形式・アクティブラーニング比率 講義形式100%
★評価方法・評価基準・フィードバックなど 平常点(授業態度および授業内提出物)50%、定期試験50%
提出物について、全体向けのフィードバックは授業内において行います。定期試験について、全体向けのフィードバックはWebClassにおいて行います。個別のフィードバックを希望する学生は研究室まで来てください。
成績評価については、所定の書式を用いて学務課を通じて問い合わせてください。
★テキスト きたみりゅうじ『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和05年』(技術評論社)定価1,980円(税込2,178円)
テキストISBN番号 978-4-297-13184-5
★参考文献 なし
オフィスアワー(授業相談) 授業内容以外にもコンピュータ関連全般について質問がある場合は、いつでも構いませんので研究室まで来てください。
★学生へのメッセージ ICT関連の知識をより深めるために積極的に新聞などのニュースから最新の情報を取得しましょう。
SPI等の就職試験でも出題されることのある2進数、8進数、10進数、16進数についての計算問題を関連する教養知識として身に付けましょう。
授業内提出物は、これらの計算問題および授業の復習問題です。
★事前事後学習(内容・時間) 事前学習として毎日かかさず新聞などのニュースから最新のICT関連情報を取得しましょう。また、テキストの該当箇所の精読をしましょう。これら合わせて135分以上となるように取り組んでください。
事後学習として、授業の復習および、提示された課題の作成と提出に135分以上を目安に取り組んでください。特に、授業内提出物としての2進数、8進数、10進数、16進数についての計算は重要ですので事後学習として必ず取り組んでください。