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講義名 コンピュータリテラシーB(c)
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 秋学期 講義区分 演習
基準単位数 1 時間 30.00
代表曜日 月曜日 代表時限 3時限
実務経験の有無
実務経験の内容
対象 商学科・国際コミュニケーション学科
備考 選択必修(キャリア基礎科目)

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 三好 善彦専任

★学習到達目標 表計算ソフトのExcelを使った計算処理(表計算・関数)の基礎知識、コンピュータソフトを使った事務能力や計算力、資料作成に必要な基本機能や操作方法を習得し、資料作成等の実践的な学習を通じて情報リテラシーについて学び、グラフや図版などを含む資料やデータを正しく読み解く能力を身につけることを目標とします。
★授業概要 春学期に続き、コンピュータに関する基本知識とあわせて、ビジネスの現場で必要とされる表計算やグラフ作成の方法について、エクセル(Excel)を使用して解説します。その中では、ランク付けや判断、検索、統計などで使用する関数、並べ替えや集計などのデータベース機能を扱います。さらに、基本統計量やヒストグラム、散布図など簡単な統計処理についても解説します。
また、コンピュータ操作の上で必要となるタイピング能力の向上、Google Driveなどのツールの活用にも取り組みます。
★学修成果・DPとの関連性 高い教養・知識/社会に貢献する意欲と実践力
★授業計画表
項目内容予習復習
第1回エクセルの基本操作エクセルの起動、終了、簡単なデータ入力、ファイルの保存Chapter4 Section1「Excelの基本操作」を読み、Excelの機能について理解します。セルの選択、データ入力について理解します。
第2回表の作成文字や数値の入力、訂正方法、列幅変更、罫線、センタリングChapter4 Section2「表計算」2-1を読み、表の作成について理解します。罫線と文字の書式設定について理解します。
第3回計算式の入力計算式の入力とコピー・貼り付け、相対座標と絶対座標、セルの表示形式Chapter4 Section2「表計算」2-1を読み、計算式とフィルハンドルについて理解します。相対参照と絶対参照について理解します。
第4回グラフ作成の基礎棒グラフ作成とグラフエリア・タイトル・軸ラベルなどの編集Chapter4 Section3「グラフ機能」3-1を読み、グラフの作成について理解します。グラフの書式設定について理解します。
第5回グラフ作成の応用積上げグラフ、立体円グラフ、立体棒グラフ、絵グラフの作成と編集Chapter4 Section3「グラフ機能」3-2を読み、グラフの種類について理解します。円グラフと離れた範囲の選択について理解します。
第6回関数の基礎平均、順位(ランク)の関数Chapter4 Section4「関数の利用」4-1-1から4-1-5までを読み、関数の入力について理解します。昇順と降順の違いについて理解します。
第7回関数の応用判断、表の検索の関数Chapter4 Section4「関数の利用」4-1-6から4-1-8までを読み、条件判断について理解します。論理式について理解します。
第8回データベース機能の基礎データの並べ替え、データの抽出Chapter4 Section5「データベース機能」5-1-1から5-1-4までを読み、データの並び替えについて理解します。フィルター機能を使ったデータ抽出について理解します。
第9回データベース機能の応用データの集計Chapter4 Section5「データベース機能」5-1-5と5-1-6、Section6「その他の便利な機能」を読み、ゴールシークについて理解します。グループ集計とピボットテーブル(クロス集計)について理解します。
第10回Excelと1変数の統計の視覚化データの視覚化Chapter5 Section1「EXCEL統計の基礎」1-1を読み、データの視覚化について理解します。グラフ機能を使ったデータ表現について理解します。
第11回Excelと1変数の統計の計算基本統計量Chapter5 Section1「EXCEL統計の基礎」1-2を読み、平均と標準偏差について理解します。平均と標準偏差以外の基本統計量についても理解します。
第12回Excelと2変数の統計度数分布、データ間の関係Chapter5 Section11「EXCEL統計の基礎」1-3を読み、散布図のグラフについて理解します。散布図と相関係数の関係について理解します。
第13回Excelによる表作成Excelを利用して与えられた表の作成事前に提示された内容に従い、Excelの表を考案します。指示されたとおりにExcelの表を作成します。
第14回Excelによる計算入力Excelを利用して計算式や関数を用いた複雑な計算の入力提示された内容に従い、必要な計算を行ってExcelの表を完成させます。指示されたとおりに書式設定を行い、Excelの表を作成します。
第15回Excelによるグラフ作成Excelを利用してグラフの作成提示された内容に従い、必要な情報を収集してExcelの表を完成させます。収集した情報をまとめてグラフを作成し、Excelの表を作成します。
★授業形式・アクティブラーニング比率 講義形式20%、アクティブラーニング形式80%
★評価方法・評価基準・フィードバックなど 平常点(授業態度および授業内提出物)30%、課題30%、定期試験40%
課題のフィードバックには、所定の書式を通して個別に応じます。希望者は成績問い合わせ票に必要事項を記入し、学務課に提出してください。
★テキスト 高林茂樹他『キャリアアップに役立つコンピュータリテラシー』(ポラーノ出版)定価1,900円(税込2,090円)
テキストISBN番号 ISBN 978-4-908765-09-4
★参考文献 Excelに関する書籍全般
オフィスアワー(授業相談) 授業内容について質問がある場合は、履修しているクラス以外の担当教員も質問を受け付けています。いつでも構いませんので直接教員研究室まで来てください。
★学生へのメッセージ 1人1人のこれまでの経験や進度に合せるため上記授業計画と異なる課題を与えることがあります。
タイピング練習に毎日少しずつでもいいので取り組みましょう。「ベネッセマナビジョン 無料タイピング教材」(https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/)から「タイピングの基礎練習」に取り組みましょう
PC版のExcelが必要です。Web版やスマホ、タブレット版では十分な課題の作成ができません。
★事前事後学習(内容・時間) 事前学習として、テキストの該当箇所の精読および、タイピング練習に45分以上を目安に取り組んでください。
事後学習として、授業の復習および、提示された課題の作成と提出に45分以上を目安に取り組んでください。